もふもふ日記

1日1もふの癒しを。

【犬に愛を( *・ω・)*<お前は養子なんだ!】ぺディグリーが行う犬の里親探しが斬新でステキ!

 ドッグフードのブランド「ぺディグリー」が行っている素敵な活動を是非知ってください。「全ての犬に温かい家庭を」というコンセプトで世界中でさまざまなキャンペーンを行っています。

深刻な顔でワンちゃんに語り始める男性

f:id:Marie-M-Y:20150424181622p:plain

cmfun.net

 

お前は養子なんだ!…(・ω・`??

 このCMを見て、おそらく「何を言っているんだ??」と思った人は多いのではないでしょうか。犬は基本ペットショップやブリーダーから買うか、人から譲りうけるのが普通。どんなに可愛くても実子なわけないので。では、何故このようなCMが作られているのでしょう。

ぺディグリーの里親探し活動

実はぺディグリーは様々な理由で行き場をなくしてしまったワンちゃん達が、新しい家族に出会えるように後押しする里親探し活動を世界中で行っています。

キャンペーン活動例

大規模な広報活動、洗練されたデジタル・プロモーションに多額の投資を行い、1人でも多くの人に活動を知ってもらい、協力してもらえるように呼びかけています

・2010年、フェイスブックページへのファンを募り、「いいね」の数だけ保護施設の犬に一杯の食事を寄付する事を約束した、Become a fan, help a dogキャンペーンには100万人以上が参加した。(アメリカ)

・「犬のいる風景」と「いない風景」を対比させ、犬のいる生活の豊かさを訴えるポスターの作成。キャッチコピーには、『A dog makes your life happier. Adopt. (どうか引き取ってあげて下さい。犬のいる生活はあなたの人生をより豊かに幸せにしてくれます)』と、同情を誘うのではなく、人生を共にするパートナーとして犬を側においてみませんか、という呼びかけを行いました。(ブラジル)

 ・自分の顔写真をアップロードすると顔認証技術により、里親を探している犬の中から自分とよく似た犬をマッチングしてくれるというキャンペーンを行い、6週間で370万人がサイトを訪問、ソーシャルメディアで150万シェア、6万人が実際に自分と似た犬に会いに来ました(ニュージーランド

・バス停で動画を流し、バスを待つ人達に里親を募る動画広告を行いました。

・誰でもできる手軽な支援方法の例としては「Screen and Dog Saver」というスクリーンセーバーがあります。スクリーンセーバーをPCに入れておくと、里親を探している犬がランダムで表示されるというものです。気になる子がいたら横に表示されている番号に電話するだけです(ブラジル)

数字で見る活動例

・犬が温かい家庭を見つける為に多くの人に募金を呼びかけ、2005年から2011年までの6年間で700万ドル(約8.3億円)を寄付しています

・2010年だけでも動物保護施設に230万ドル相当のペットの餌を寄贈しています

 

 「お前は養子なんだ」という言葉の意味

この言葉はワンちゃんの事を真剣に愛している会社だからこその言葉だったんですね。

このワンちゃんにどんな過去があったのかは分かりませんが、飼い主さんが養子として子犬の時に引き取り大切に育てたわんちゃんです。

そのワンちゃんに「最初からこの家の子じゃなかった」「お前は養子なんだ」と知らせる事は、飼い主さんにとってもとてもツライ事だったのです。もしかしたら、ワンちゃんがその事で傷つくかもしれない。ツライ過去を思い出してしまうかもしれない。そんな気持ちがあったのではないでしょうか。

でも、その後のワンちゃんの表情を見れば全然問題なかったことが分かりますね。今の飼い主さんが大好きでとても満たされているのでしょう。ワンちゃんと飼い主さんの温かい関係が分かりますね。

決して人に同情してもらおうと思っているわけじゃない。「ワンちゃんも飼い主さんも幸せになる為に里親探し活動を行っている」事が分かるステキなCMでした。

#cmfunsns ul li { list-style-type:none; }